夕方、自分の顔を見てみると、朝とはまるで別人のように変わっていると、びっくりしたことはありませんか?

このような様子は、さまざまな要因からなる「くすみ」が関係していて、ひどくなると老け顔までもつくってしまうのです。

最近では、20~30代の女性たちのなかで悩んでいる人も増え、非常に厄介な問題です。

そこで今回は、夕方にかけて目立つ肌のくすみについて、原因に合った改善方法をご紹介します。

夕方のくすみはメイク直しでは回避できない

朝のメイク後は血色も良く肌にツヤもあるのに、夕方になると明らかに変わる肌の様子。

顔色のトーンが暗く見える、肌本来のうるおいやハリがなくなっている、目の下が落ちくぼんでいる状態は、肌がくすんでいる証拠です。

くすみは、ほかの肌トラブルとは異なり自覚しにくいこともあります。

肌がくすんでいると、メイクも映えなくなり、疲れているような印象を与えてしまいます。

このように、夕方になると顔が疲れたようにどっと老け込むことを「夕方老け」と言う人もいます。

多くの女性はこういった場合、メイク直しをすれば解消されるだろうと思っているようです。

ところが、なんらかの原因によってくすんでしまった肌は、メイクを直しても、朝メイクをした時のような元の状態には戻らないため、きちんと原因を知り対策をすることが大切なのです。

夕方に近づくと肌がくすむ原因

朝はなんともないのに、なぜか夕方になってくると出てきてしまうくすみ。

鏡で自分の顔を見るたびに、がっかりする人も多いことでしょう。

夕方のくすみはいくつかの原因によって起こり、くすみの目立ち方にも少し違いがあります。

血行不良、からだの冷えで起こるくすみ

朝からずっと長い時間同じ姿勢で仕事や作業を行っていると、血液の流れが悪くなります。

特に、オフィスでのデスクワーク、パソコン業務をしている女性に多く見られ、夕方には疲れも溜まってきます。

血流が悪いと、末端組織の毛細血管にまで栄養分や酸素、血液が十分に行き届かなくなります。

そうなってしまうと、肌の組織と細胞に栄養が運ばれにくい状態になり、肌がくすんできてしまいます。

ほかにも、基礎代謝で温められた血液が、身体の隅々にまで行き渡る前に血液が冷えて、うまく体温調節ができないまま体が冷え、ますます血流が悪くなることがあります。

そうなると、目のまわりが黒ずんだり、目の下のクマが目立つタイプのくすみになってしまいます。

乾燥によって水分量が減ることでくすむ

オフィスや室内はエアコンが1日中ついていることが多く、エアコンの影響から肌の水分が失われて乾燥を招きます。

さらに、エアコンの風を直接受けていると乾燥は悪化し、冬は外の空気そのものも乾燥しているので、乾燥の環境が増してしまいます。

乾燥した環境は乾燥肌にもなり、肌荒れを起こしたり、肌の表面がデコボコとキメも乱れていきます。

また同時に、小ジワや毛穴が気になったりもします。

朝の肌はスキンケアによってうるおされているものが、保湿をしないまま乾燥した場所にさらされた肌は水分の低下から、透明感のないくすみになります。

メラニン色素が体外に出ていかないことによるくすみ

乾燥肌で成熟しきれていない角質があると、日中は透きとおりがないせいか、肌のなかのメラニンが見えにくくなっています。

しかし夕方になると、乾燥から肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されて、角質層に潤いが生まれることから肌に透明感が出る場合があります。

そうした結果、ずっと隠れていたメラニン色素が薄いシミというかたちで現れて、夕方に出るくすみとなってしまうのです。

このくすみのタイプは稀ですが、ターンオーバーの遅れなどから、メラニンが排泄されにくくなっていることに関係します。

肌の酸化によるくすみ

肌のなかでもTゾーンは、皮脂が過剰分泌されるところです。

特に夕方になると、Tゾーンから分泌された皮脂は、長時間の空気との接触により黒く酸化しやすくなります。

ファンデーションなどの化粧品に含まれる油分も同じく酸化し、地肌よりも濃い色に変化することでくすみが目立ってしまいます。

夕方のくすみをなくす改善方法

くすみの原因がなにかを突きとめ、早めに対策を練ることで、少しずつですが、夕方のくすみを解消することができます。

オフィスにいる間でもできる対処法にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

ストレッチで血行を促進させる

一日同じ体制でデスクに座ったままの状態は、身体が凝り固まってしまいます。

お昼休みなどに軽くストレッチしたり、1時間に1回ほど脚を動かすようにして血流を良くしましょう。

また、お腹や下半身を冷やさないようにすることも大切です。

お腹まわりは全身の血液が集まってくるので、お腹が冷えると身体も冷えて顔色も悪くなってしまいます。

太ももは血流が多く、温めることで全身に血がめぐります。

ブランケットやカイロなどを上手に使いながら、冷えから身体を守っていきましょう。

日中でも保湿を心がける

オフィスにいる日中の時間は、エアコンなどで肌がカラッカラに乾燥します。

本来であれば、メイクを取りスキンケアで保湿をしたいところですが、働く女性にとってはなかなかむずかしいです。

日中でも簡単にできる乾燥対策として、こまめに水分を取る、机で加湿器を使用する、ミストタイプの美容成分が配合された化粧水で水分補給、持ち歩きができるフェイススチーマーを使うなどがあります。

余分なテカリを押さえる

夕方の肌は蓄積された皮脂でテカっています。

テカった状態をそのままにすると、酸化によって毛穴の黒ずみになる可能性があります。

テカリが気になったら、あぶらとり紙やティッシュで軽く肌を押さえるなど、こまめに余分な皮脂をオフしましょう。

皮脂の取り過ぎはバリア機能が下がり、皮脂が増えてしまうことがあるので注意が必要です。

また、皮脂の増加はメイクも崩れています。そんな時には、血色感をアップさせるための簡単なメイク術が効果的です。

おすすめアイテムには、肌が自然な明るさに見えるピンク系のファンデーション、発色がきれいなチーク、肌色を明るく見せるリップなどがあります。

肌の透明度が上がるポイントメイクを意識してみましょう。

くすみ予防は朝のスキンケアから始まる

朝は時間がないためスキンケアは適当にパパッと済ませている、このような女性も多いのではないでしょうか。

夜はもちろん、朝のスキンケアを丁寧にしっかりと行うと、日中の肌をどこまでキープできるかが決まり、くすみが軽減できます。

洗顔

スキンケア化粧品の浸透力をアップさせるため、朝も洗顔フォームを使って優しく洗いましょう。

肌にダメージを与えるような強い洗い方は、乾燥につながる恐れがあります。

朝に洗顔フォームを使うのは顔がカピカピになるので避けたいという人は、敏感肌タイプのものや、赤ちゃんでも大丈夫な弱酸性のものを使いましょう。

洗顔フォームは、肌を擦らない泡洗顔で、正しい使い方を心がけることが重要なポイントです。

そんな泡洗顔のなかでも、クレイリッチフォームはくすみにも効果が高くおすすめです。

クレイリッチフォームの効果的な洗顔方法

保湿

朝は肌がベタつくからと化粧水のみのスキンケアをしていると、夕方には肌から水分が抜け切った状態になります。

また、乳液の量が少なすぎることも肌が乾燥しやすくなるので、朝のスキンケアの徹底は重要です。

化粧水は手の温度でハンドプレスして浸透させるようにつけ、朝にもハリのある美容液を使うのが効果的です。

朝のスキンケアでは、たっぷりの化粧水+美容液+乳液やクリームと、保湿力を高める念入りな保湿を心がけましょう。

このほかにも、ベースメイクとして、化粧崩れしやすくシワも気になる目元には、コンシーラーを薄く塗りカバー力をあげましょう。

セルフケアでくすみ知らずの肌へ

年齢と関係なく起きる夕方のくすみは、肌に良い環境をつくっていくと良い循環ができ、解消への兆しが見えてきます。

そのためには、朝からの地道な予防ケアが肝心です。

くすみを隠すため、くすんだ状態の肌にファンデーションを塗り重ねする人もいますが、これはただの厚塗りになり老けた印象にもつながります。

まずはくすみの原因を知って、それに見合った対策で、朝と変わりのない一日中きれいな肌を目指していきましょう。


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